#eventdots 「明日から真似したい!スタートアップベンチャーを支えるテクノロジー 〜サービスづくりや自動化について〜」に参加したよ
昨日は渋谷のdots.でやった
「明日から真似したい!スタートアップベンチャーを支えるテクノロジー 〜サービスづくりや自動化について〜」
に参加してきた。
感想
0→1状態を終えたばかりのスタートアップによるセッションはすごく新鮮だった。
@ngsさんは開発インフラの作り込みについて丁寧に説明してらっしゃったし、
@shinisuzさんはスピードより品質が大事と言うのが印象的だったし、
@adamrockerさんはSlack bot 最強な印象と、オフィスの変遷が面白かった。
参加者の中にスタートアップの経営者が多かった印象。もっと話したかった。
各セッションについて
少人数で複数プロダクトを開発する技術的な工夫たち - 長瀬 敦史さん(@ngs)
- 発表資料
- その日のタスクは毎朝のdaily meatingで決める。
大切にしていること
- 製品の問題と解決策について、日々議論できているか
- 自分たちが、楽しんで仕事できているか
- 困っている人を助けているか
悩んだら、抱え込まずに、すぐ人に相談できるか
「暗黙知を作らない、協働のための技術基盤」製品開発の前に時間をかけて作って、その後の製品開発をスムーズに行っていく
採択している技術
- Production/Frontend→Docker/nginx/AWS 。WebPackはS3にアップ
- Backend API はScalaで書いてJava VM上でビルド→Docker→AWS
- dockerやAWSの操作はHubotにお願いしてる。以前はREADMEに書いてたけどそれを書く必要・読む必要がなくなって新規参画者も簡単に入れるよ! https://t.co/8Va76bDIl2
- インフラはAWS上。TERAFORMで管理している。https://t.co/KPPbh6ZAmN
- TERAFORMで管理すればインフラエンジニアしかわからないインフラの設定というのがなくて便利! CIとの付き合い方は慎重に。間違えてインスタンス消しちゃった!みたいなこともあった・・・今は手作業でやっています
- iOSのテスト・ビルドの自動化は本番/Local/Staging環境を用意している。ビルドしてs3にあげて、Slackで通知。
- iOS向けCIのソースはこちら https://t.co/XjpyeLf4g6
- oneteamの規模でもQAがいるのか・・・さらっと話してたけど衝撃。
- 採用前にone day intern(と言いつつ半日)を行っている。そうするとミスマッチしなくなってきた。
参考URL
サービスと共に成長するチームとアーキテクチャ - 鈴木 真一郎さん(@shinisuz)
- 最近民泊始めたSPACEMARKET
- 組織構成はプロダクトチーム(8名)と営業・広報チームの二つ
- プロダクトチームが大切にしていること「プロダクトのクオリティ」クオリティ>=スピード
- How?→エンジニアとデザイナーが密接に協働する文化
- 全部GitHubフローで回している。フォトショのファイルをプルリク→in vision(ツール)上でレビュー→指摘事項をSlackで共有
- CTOがデザインの意図を理解した上でエンジニアに引き継ぐことができる。橋渡し役をCTOがやることで、意思決定のスピードが速くなるし曖昧さがなくなって仕様の確度が向上する
良いプロダクト3か条
- 直感的なUI/UX
- 安定して動く(SLA)
創り手が自信を持ってリリースできるか
3カ条を浸透させるためにやっていること→職種で固まらない席割り。3ヶ月ごとにチーム合宿(SPACEMARKET使用)→dogfooding兼集中して意識合わせやアプリのUI/実装集中検討 https://t.co/ARvFsqnqym
- 「合宿のアイスブレイク=チームビルディング。」ディレクターが一番画力ないの意外www
技術の採択
Ph.1サービス開始
- Webサーバ(Rails)とDB(MySQL)のモノシリックな構成
Ph2. アプリ提供
microservice移行。WebサービスはPh1.同様モノシリックな構成。アプリはAPIサーバ(Rails)とDB(Web側と同じ)Ph3.WebのSPA化
React.jsを採用。WebもAPI経由でDB操作するようになった。フロントエンド/backendの切り分けができるようになった。技術的負債を返しつつ攻めの技術採択ができるようになった!(ここまで2年かかった)
- Slack/Trello/AWS/TEAMDOCS/Google Apps for work/in vision/zendesk/pusher/parse あたりを使っています
技術指向スタートアップを支えるテクノロジーと仕組み - 足立 昌彦さん(@adamrocker)
- Rinkak作ってる会社。
- 3Dプリンタが大好きなドイツ人がジョインした話は面白かった(特に日本が好きだからではなく、サービスに惹かれてジョインした)
カブクオフィスの変遷
- 立ち上げ期
- 従業員:2〜3名
- オフィス:コワーキングスペース3坪くらい
- 初期
- 従業員:4〜9名
- オフィス:コワーキングスペース7.5坪くらい
- 加速期
- 従業員:10〜19名
- 賃貸オフィス40坪くらい(←now!!)
- 来週から
- 従業員:20〜40名
- 賃貸オフィス90坪くらい@新宿
Joel Testの項目に対応した技術な話
- Joel Testのスコアで開発のしやすさを測る
- プルリクのコツ「自分のことは棚に上げ理想論を振りかざすことを推奨する」
- クラウド:python, backend:c++, frontend:JS
- ビルド管理はC++で特に大事。Dockerでビルド環境統一する問題は解決!JS周りはgulpとか。
- 基本GCP使ってるよ!Datastoreはkey, value系の使ってる
- バグトラッキング→Issue登録面倒くせぇのでSlackbotよろしてる。(Slack→Google App Script→BitBucket)
- 書く前にバグ修正しよう!→お客様が離れる・業務に影響するレベルのバグは即時対応
- TODO管理はやっぱりslack bot! /todo でadd done listコマンドも突っ込めばいちいちgoogle spread sheet開かなくていい
- 仕様書はコアな部分だけ仕様書しっかり書いている。 外向けはgoogle documentに書いてるからすぐ共有できて便利!
- 賑やかな環境なのでチームの効率を優先すべく、プログラマ単体の効率が犠牲になっているかも。楽しいよ!
- Wi-FiはNURO超オススメ
- スタートアップはトライアスロン!食べながらいろいろ(走ったり・泳いだり・自転車とか)やる!
その他質問タイム
Q「one teamの方、dockerのwas使うときにデプロイするのは何使ってますか?」
- A「docker habにpush->それを書き込んだJSONで突っ込む。ビルドごとにdocker habを立てる。」
Q「技術採択の判断基準は?」
- A:カブク「楽しいか楽しくないか。最近tutolialが充実してるからそれでまずは触ってみる」
- A:spacemarket「1か月くらいで趣味プロダクト作ってしっくりくるか」
- A:oneteam「肌感覚&技術の運営がこれからも開発しそうか」
Q「エンジニアは何を求めて御社へ入ってる?」
- A:oneteam「知り合いづたい。手伝ってよ!って感じ」
- A:space「初期メンは前職の後輩。それ以降は大企業出身者に訴求してる。全部できるよ!」
- A:カブク「知り合いづて。深く話せる→採用サイト/Wantedly」
Milkcocoa Meetup vol.6 で登壇してきたよ! #mlkcca
2/12(金)はMilkcocoa Meetup vol.6に登壇してきましたー!
バレンタインデー!登壇者女子限定 Milkcocoa Girls ! Milkcocoa Meetup vol 6 - Togetterまとめ
自分の発表内容
「人見知りでもイベントを楽しめる〜リアルとネットをつなぐ〜」発表してきました!
www.slideshare.net
milkcocoaを使った屋内位置共有サービス「I'm Here!!」を作りました。
I'm Here!!についての詳細は今後別の記事にまとめますが、
これを作ることにしたのは自分の悩みをどうにか解決したかったからです。
私自身いろんな勉強会に参加するのですが、
そこで知り合った人のtwitterアカウントはわかっても、
顔とtwitterアカウントがどんどん一致しなくなるんですよね。
それをどうにかしたかったのでこのサービス作りました!
実際発表したところ、参加者の方からTwitterや懇親会で
「これイベントで使いたい!」「I'm Here 色々使えそうだ。」などなどコメントいただけました!
本当にみなさんありがとうございます!これから育てていきます!
やっぱりこうやってフィードバックもらえると作る励みになります・・・!
他の方の発表内容
Milkcocoaを使って、スタイリッシュな発表をする! - 日高さん(@CyberMergina)
- スマートフォンからスライドを操作するアプリケーションを開発!
16行でプレゼンテーション用のリモコンが出来る。
— えむにわ (@m2wasabi) 2016, 2月 12
そう、Milkcocoaならね。 #mlkcca pic.twitter.com/KrnZ60AWRF
スマホでパワポ操作まじいいよね!リモコン持ってきてもいいのだけど忘れてしまう(今日も忘れた) #mlkcca
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 2月 12
impress.js + MilkCocoa でスライドショーの作成アプリ。ブラウザで簡単にスライド操作を遠隔で行うことができる。これすごい発想な気がする!というか使いたい #mlkcca
— むらさん@ミジンコ (@muramurasan) 2016, 2月 12
Milkcocoa SDK for Androidを使って、バレンタイン間近の非リアのために何かできないか考えてみた - 五十嵐さん(@i_ka_rashi)
- 「チョコ」「バレンタイン」というキーワードに向けておっさんが八つ当たりするAndroidアプリを開発
ネタ枠?
— えむにわ (@m2wasabi) 2016, 2月 12
いいえ、煽り枠ですね。 #mlkcca pic.twitter.com/YCKdkW1iXO
かわいいおっさんが暴れながら増えるw #mlkcca pic.twitter.com/D2hJmaDOI5
— えむにわ (@m2wasabi) 2016, 2月 12
- 毎回イラストに味があっていいなー・・・
MilkcocoaとMicrosoft Azureは仲良し - ノハコさん(@m0n0_san)
- Azureとmilkcocoaを連携してみたよ!
Jazugからの刺客…! #azurejp #mlkcca pic.twitter.com/nBSCoIH0kH
— えむにわ (@m2wasabi) 2016, 2月 12
Azureって無料評価版あったんだ・・・!!使ってみよう! #mlkcca
— /* Pi */ (@CyberMergina) 2016, 2月 12
milkcocoa全然出てこなかったぞ・・・!? #mlkcca
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 2月 12
コード1行も書いてないぞ! (ドヤッ #mlkcca
— のびすけ / sugawara (@n0bisuke) 2016, 2月 12
- AzureとVisual Studioの話が多かったwww
その他よもやま話など
- 二次会含めて3回も乾杯したwww
- 学生時代にクラスで作った展示の一つにそっくりなL3DのLTを見て懐かしんだw
- 登壇者3/4がラブライバーだった(花陽推し2, ことり推し1)
しょこさん(@sd_ts1017 ) 壁紙的に仲間と見たっ!!!!! (多分) #mlkcca
— のはこさん(覚醒SR) (@m0n0_san) 2016, 2月 12
@m0n0_san かよちん推しラブライバーです!!!!
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 2月 12
ライバー女子多い!!私はことりちゃん推しで(ry #mlkcca
— /* Pi */ (@CyberMergina) 2016, 2月 12
野望
- I'm Here!!もっとよくして、8月のMaker Faire Tokyo出たい!
CROSS2016に行って少し喋ってきたよ #cross2016
2/5(金)にCROSS2016に行ってきました!
感想
- Webエンジニア界隈の話が多いかと思いきや、意外にIoT関係が多かった。
どのセッションも面白かったけど「先達に聞くこれからのエンジニア像 2016」ってセッションがロックだった。 - 勢いで登壇したアンカンファレンス、Twitter・会場ともに反響大きくて嬉しかったー!
- ノベルティがすごい豪華だった。niftyのカレンダーとても良い。
参加したセッション
E-1:スタイルウォーズ〜インフラエンジニアの逆襲〜
目指せ未来のインフラジェダイ? スタイルウォーズ ~インフラエンジニアの逆襲~ #CROSS2016 #CROSS2016e - Togetterまとめ
- 導入のSTAR WARS感よかった
- 1日通して一番業務に活かせそうなところだったので社内報告したい。
C-2:エンジニアやPMはもっと料理すべきという話
エンジニアやPMが今身につけるべき素養とはなにか? それは料理 #CROSS2016 #CROSS2016c - Togetterまとめ
E-3:「田舎でも、都心でもない聖地-多摩三浦丘陵で働くということ」 ~エンジニアの新しいライフスタイル“シリコンヤトー”への挑戦〜
テクノロジーで挑む地域活性化 多摩三浦丘陵を生まれ変わらせる『シリコンヤトー』とは #CROSS2016 #CROSS2016e - Togetterまとめ
- エンジニアに提案するというより、エンジニアに望みを託している感じがした。
- 何がエンジニアにとって魅力なのかをもう少し考えた上でCROSSに来て欲しかった。残念だった。
X-4:先達に聞くこれからのエンジニア像 2016
Web業界を牽引してきた大先輩に聞く これからのエンジニアの生存戦略 #CROSS2016 #CROSS2016x - Togetterまとめ
- エンジニアは技術力で勝負する
- エンジニアが技術を向上させるための投資(勉強会,カンファレンス等)を軽視する会社は生き残れない
アンカンファレンス
- アニメイトラボCTOの話に会った社会人交換インターンはオススメとのこと。是非やりたい。
- Geek Women Japanの話をした。たくさんの人に知ってもらえたし、協力したいです!と声もかけていただけた。感謝!
- sasamiの中の人にコミュニティスポンサーの話を聞けた。Geek Women Japanもこういう枠でスポンサーしたい。
また来年も行きたいー!
開発合宿してきたよ
1/30, 31と会社の同期中心のメンバ7人で開発合宿してきました。
感想
- 参加者全員思った以上にはかどった
- 観光も開発もどっちも楽しめてよかった
- よしこさん本かなりいい
- 宿泊地の簡素さに正直驚いたが集中できてよかった
- 宿泊地にあったWi-Fiが弱くて結局自前のWi-Fi使った
成果物
- Geek Women Japanの公式HP
- Slackの自動inviteフォーム
- (Slackのネタ絵文字大量追加)
スケジュール
もくもくタイムの飲酒・風呂は完全に個人の裁量。
1日目
hh:mm | 予定 |
---|---|
11:30 | 箱根湯本駅集合 |
ランチ・買出し→観光 | |
14:00 | 箱根湯本駅に戻り、宿泊地@強羅に向かう |
15:00 | チェックイン |
今日明日のタイムスケジュール等確認 | |
もくもくタイム(1) | |
18:00 | 夕食 |
もくもくタイム(2) | |
適宜就寝 |
2日目
hh:mm | 予定 |
---|---|
適宜起床 | |
7:00 | 成果物LT |
8:00 | 朝食 |
成果物LT続き(仮) | |
チェックアウト準備 | |
10:00 | チェックアウト |
箱根湯本に戻って観光 |
個人的KPT
Keep
- 開発合宿前提なら簡素な民宿はベスト。
- イヤホン・ヘッドホンがあると集中できる
- 作るものを予め考えておき、README開発すると捗る
- ネット環境を考慮して本などアナログな情報源があるといい
- 酒飲みすぎて作業にならない人が出なかった
- 最初に小さな成果物を作ったことでエンジンがかかった
Problem
- 開発部屋と酒盛り部屋は分けるべきだった
- ソフトドリンクがレッドブルしかなく喉が渇いた・・・
Try
- ライトなもの・時間がかかるものの二本立てで合宿に臨む
- チェックイン前に部屋割りを決めておいて開発専用部屋を確保する
- お茶等のソフトドリンクを用意する
Album
CookpadTechConfに行ってきました #CookpadTechConf
しょこです。
昨日はCookpadTechConfに行ってきました!
資料やらtogetherは以下にまとめました。
各セッションの感想
基調講演: ユーザーのために、技術をどう活かすか
- ユーザーファーストを実現するためには仮設→実行→検証サイクルを回す
以降のセッションでもこのベースは変わらなかった。クックパッドの基本がこれ。ユーザーファーストを実現するための技術
- Chanko, RRRSpec
- その時にあった技術・開発を行っていくよう変化を受け入れる。
- 得意な技術・開発を捨てて変化できる開発者が大事。
ユーザーファーストを実現するための組織
- 議論の決まった経緯を全員がわかるようにする
1.対面で決まったこと:Groupadで共有 (Qiita:Teamみたいなやつ)
2.オンラインで決まったこと:GitHubのIssueで議論して、Issueの履歴で見れる - 社内発信が社外・お客様へ発信する練習・訓練になる
- エンジニア一人ひとりのスキル向上も大事。GHEでのコードレビューは一役買ってる
- エンジニアが主体的に組織改善に関わることを評価する。(1. 行動評価 2. 社内外に影響を与えているか)
まとめ
- 当たり前のことを当たり前にでき続けることが大切。当たり前にユーザーのために価値を考え続けることを個人組織の両方でできる
おでかけスポット検索のむずかしさ - Holiday を支える検索技術
- Holidayは「いつもの休日のお出かけを楽しくすることで人生を豊かにする」サービス
- お出かけ先検索「中目黒、中目黒にない問題」(イメージする中目黒は住所でいうと中目黒ではない)
- 全文検索だけでは検索しきれない→ElasticSearchを使って全文検索と地理検索を組み合わせる
- 検索時の形態素解析をするときは流行語や新語にも対応する(mecab-ipadic-NEologd)
Railsアプリ開発環境の高速化
高速すぎてついてけなかった・・・
R&D at Foodtech company
- 企業での研究開発の目的は「お金を稼ぐこと」
- 研究開発は以下の5分野についてやっている。
1.機械学習・自然言語処理
2.IoT
3.食文化
4.ヘルスケア領域
5.食みらい研究所 - NIIにクックパッドのデータセットを提供している
- 非専門家(例:アプリケーションエンジニア)が機械学習を使ったサービスを作れるシステムを開発中
技術力を事業の強みするために必要なこと
- 必要なこと
1.事業と計画
2.責任範囲とリーダーシップ(今日のトピック)
3.行動とフィードバック - 「議論や調整じゃなくて決定とテスト」そのためには責任範囲と決定権を持つ人を決めることが重要
- 仕事について責任領域と責任レベルを定義することで評価をしやすくする
1.責任領域:4つ(tech/user/revenue/team)
2.責任レベル:3つ(成果を定義する/仕事を定義する/仕事を遂行する)まとめ
- 分解可能な事業成果を定義して、分割して分担して、行動の定義と促進する仕組みを作る。
開発した新技術から、新しい価値を作るためのクックパッド検索チームのプロダクト開発手法
- 技術から製品を作ってはいけない。課題への解決策は一度忘れて検討する。
- 技術→製品→価値ではなく技術←製品←価値にする
- チームメンバーだけでなく周りを巻き込んで「価値を形にするMTG」を行う
最初はなかなか成果が出なかったので苦しい時間もあったとのこと。 - 要望は「あれを作りたい!」ではなく「ないと困る!死ぬ!(悲しみ・失望)」ベースで解決策を考える。
- ユーザーの要望を分析(Whyのロジックツリーとか)した上で、初めて解決策を考える。
- いいアイデアが浮かんだら「温泉が湧いた!!」
- 続きはWebで! techlife.cookpad.com
「今日なに作ろう?」を支えるデザイン
- ユーザーファースト推進室:クックパッド全体のサービスを、横断的・俯瞰的に捉えてユーザーファーストを加速させる部署
- ユーザーファーストなサービスとは以下の3つを満たすサービス
1.「ユーザが期待した通りの結果を得ることができる」
2.「ユーザがついつい夢中になってしまう」
3.「人にオススメしたくなる」 - 常にユーザーを主語に考える。
- デザイナー→エンジニアへ渡す時は色は変数名で管理。その変数名をスタイルガイドにも適用。
- 作成したデザインはGitHubにIssueを立てて他のデザイナー・開発者にレビューしてもらう
確かめながら作るユーザー体験
- 誰も答えを知らない問題に対しては、なるべく多く仮説を試すことで対処する
- 機能の要件定義をするのではなく、ユーザーにどのような体験を提供するのかを定義する
- サービス開発を定義するステートメントを書き、今後の開発の指針にする。迷ったらステートメントに戻る。
- ステートメントのレビューを最初にする。コア機能が多すぎたら、それをシンプルにする。
- 続きはWebで! techlife.cookpad.com
モバイルアプリのインタラクションプロトタイピング
- 価値のあるプロダクトを作るために 速さ・品質のバランスを取るのが難しい
- サービスと比べてモバイルアプリは審査等あってなかなか仮設→実行→検証の実行に時間がかかってしまう
- モックツールうまく使う(Flinto/Invision/Prott)
モバイルアプリ開発の"標準"を探る
- クックパッドはモバイル端末からのアクセスが過半数。アカウント持ちユーザ→スマホのみが8割。ゲストユーザ→スマホのみが7割 -「標準的な開発」の定義「効果とコストのバランスが良く納得感のある開発」
- クックパッドの考える標準的な開発
1. 新技術の導入
2. CI, Test, QA
3. FTS (Failure Teaches Success) - 新技術は積極的に導入するが、それがどういう問題を解決するのかをきちんと示すこと
- モバイルアプリの難所
1. ユーザーが使うバージョンを制御できない。アップデートを強制することもできるがやらない方針。
2. 実行環境を制御できない。端末のスペックOSのバージョン通信環境etc.. -CIはJenkins使ってる。静的解析の結果をPRにポストしたり。 - 「気をつけて実装する」は障害のもと。FTS使って技術的に解決しましょう。
DWHに必要なこと
- 「データ活用基盤」を構築する上での戦略・知見
- DWHは(ざっくり言うと)分析用のきれいなDB => 普通のDBは汚い
- DWH作成方針
1.データは一箇所に集める
2.データを三層に整理する(ソースデータ/DWH/アプリ)
3.SQLで全ての操作をする - 共通のDBを作ってそれからアプリケーションをどんどん作る。rails newはダメ絶対。
- SQLで操作する=SELECTしたものをそのままINSERTする。Rubyプログラムとか挟まない
- 今日のポイント:ウェブとDWHじゃSQL違うんやで
基調講演: クックパッドの継続的な成長のために開発と運用が何をしてきたのか、その失敗と成功について
- 世界最大のRailsプロジェクトがクックパッド(不名誉)重すぎるからリニューアルしたくて試したけど失敗した。
- リニューアル失敗した時の学び(1)仕様の整理とリファクタリングを同時にやってはいけない(2)手遅れになってからやらない
- リニューアル失敗で得た知見でChanko作った。
- Chanko使って既存コードを修正するのではなく、既存コードを元にパッチを当ててく。
- コード品質がビジネスに影響する。品質が悪いとコードの寿命が短くなる。
- コードレビューをする。観点:コーディング規約に従っているか。
- 些細な文法についてもコーディング規約に入れれば、些細な文法についても揉めなくなった。(最初は反対意見も多かった)
- 些細な文法に異議があればスタイルガイドのリポジトリで議論すればいいって分けられる。
- インフラの老朽化(サーバとか)は式年遷宮を見習う。
- 作り直すことを前提にすることで長寿命化
確かに、基本は長年使えるってことを売りにしていることが多いけど、時代の流れについていけなくなるからそこだけを推してはいけないね。 - 細かく成功体験をつくり、アップデートの価値を組織に実感させる
感想
クックパッドみたいな素敵な世界で開発できる会社が増えるともっと幸せになれそう。
ユーザファーストって言うは易し行うは難しだなと本当に思いました。
あと懇親会とかで自己紹介すると「あ、ハッシュタグですごいつぶやいている人ですよね!」と言われたw
有益なことを速やかにつぶやけるようになりたい。
Cookpad Tech Conf 発表資料一覧 + togetter #CookpadTechConf
昨日のCookpad Tech Confの発表資料一覧とtogetterです。 techconf.cookpad.com
togetter
動画
公開され次第貼ります!
動画も(撮れてないとか)世ほどのことがない限り公開予定です! #CookpadTechConf
— Shin-ichiro OGAWA (@conceal_rs) January 23, 2016
発表資料
基調講演: ユーザーのために、技術をどう活かすか
- SPEAKER:舘野 祐一さん
speakerdeck.com
おでかけスポット検索のむずかしさ - Holiday を支える検索技術
- SPEAKER:内藤 雄介さん
www.slideshare.net
Railsアプリ開発環境の高速化
- SPEAKER:国分 崇志さん
speakerdeck.com k0kubun.hatenablog.com
R&D at Foodtech company
- SPEAKER:有賀 康顕さん
www.slideshare.net chezou.hatenablog.com
技術力を事業の強みするために必要なこと
- SPEAKER:大野 晋一さん
www.slideshare.net
開発した新技術から、新しい価値を作るためのクックパッド検索チームのプロダクト開発手法
- SPEAKER:五十嵐 啓人さん
www.slideshare.net
「今日なに作ろう?」を支えるデザイン
- SPEAKER:木村 真理さん
www.slideshare.net
確かめながら作るユーザー体験
- SPEAKER:出口 貴也さん
speakerdeck.com
モバイルアプリのインタラクションプロトタイピング
- SPEAKER:多田 圭佑さん
www.slideshare.net
モバイルアプリ開発の"標準"を探る
- SPEAKER:藤 吾郎さん
speakerdeck.com
DWHに必要なこと
- SPEAKER:青木 峰郎さん
www.slideshare.net
基調講演: クックパッドの継続的な成長のために開発と運用が何をしてきたのか、その失敗と成功について
- SPEAKER:成田 一生さん
speakerdeck.com
FULLERに集まった高専出身者の前でLTしてきた #fuller_lt
しょこです。
FULLERが主催したゆるゆる高専エンジニアLT大会にお呼ばれしたのでLTしてきましたー!
第1回 ゆるゆる高専エンジニアLT大会 at FULLER - connpass
当日の資料
www.slideshare.net おかげさまで好評でした。高専出身女性は女性ではないみたいな話で盛り上がったり、 エンジニア同士の結婚生活マジオススメみたいな話で盛り上がったw
LTの感想
ルータでルータのプレゼンをする話 - @puhitaku さん
画像はまだルータでは出力できないらしいけど、このファミコンちっくなフォント好き!
画像出力できたらまた聴きたいなー
#fuller_lt ルータでプレゼンw pic.twitter.com/aBZfumz4OZ
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 1月 21
Swiftの話 - @_ishkawa さん
Swiftは叱られたい人にオススメって話だった。仕様を今までより一段階深く知れたー!
コンパイルエラーがたくさん出てランタイムエラーが出ない、素敵!!!!Swift!! #fuller_lt
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 1月 21
「Swiftはよく叱ってくれる。叱られたい人におすすめ」ありたそ「Swiftの性別ってどっちですかね」 #fuller_lt
— なっちゃん(こーせんじゅっすけ) (@marin72_com) 2016, 1月 21
Javaのバージョニング問題の話しよっか - @RyotaMurohoshi さん
ライブラリ公開するときは気をつけよう!
public static final intとpublic static final Stringとかはコンパイルすると呼び出されているところに直接値が埋め込まれる。こえー #fuller_lt
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 1月 21
プロジェクトを円滑に進めるためには - @marin72_com さん
プロジェクトのリーダーは、理想を語る進捗の鬼になる。
鬼になるだけじゃなくて、自分のできることを探して実行する!
自分のできることを探してやるってのは大事だよねー #fuller_lt
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 1月 21
理想を語るリーダーまじ大事 #fuller_lt
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 1月 21
Perlの話 - 名無しさん
型がない、booleanもないPerlを使いこなしている人には、これから尊敬の眼差しを送りたいと思いました。
型がゆるふわなPerl #fuller_lt
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 1月 21
俺俺フレームワークはよく聞くけど俺俺booleanは初めて聞いたwww #fuller_lt
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 1月 21
女性声優 - @alitaso345 さん
WikipediaのPVで声優がいつブレイクしたのかを解析するやつ。結果楽しみにしてます!
生放送が楽しくなる「ミクミクマウス」-@TORISOUP さん
技術がとにかく凄かったけど、一番衝撃なのは感情解析する正規表現だな・・・
正規表現による感情解析やばい https://t.co/VJ7pXqyRnP #fuller_lt
— しょこ@ヘルシー若女将 (@sd_ts1017) 2016, 1月 21